最近の薬剤師の求人を見ていますと、年収700万円とか800万円といった求人をよく見かけるでしょう。実際の薬剤師の平均年収が533万円(25年度平均)からすると、かなり高額な採用条件だと言えます。ですが、それ以上の金額もあるのです。1000万円という求人を見た方は多いでしょう。製薬会社でも、ドラッグストアや薬局の求人にもありました。何も僻地の薬局などではなく、名古屋や東京にもありましたから、特別の事ではないと言えるかもしれません。
リクナビ薬剤師やマイナビ薬剤師、それにm3.comとかヤクステ、ファルマスタッフなどの薬剤師専門の求人サイトに、その手の求人が出ているのです。一言に1000万円の年収といっても、本当だろうか?っと首をかしげる現役の薬剤師さんは多いかもしれません。病院薬剤師さんなどでは、手取りが20万円ぐらいになっている方もけっこういるというのは事実なのですから。
ですが、女性の就職率が70%にもなる薬剤師の業界です。看護師と同様に日本での評価は随分と低いと言わざるを得ないのです。アメリカなどでは薬剤師の評価が弁護士や医師に匹敵すると言います。それが証拠に平均年収が1100万円なのだそうです。日本はその半分にもならないのですから、やはり低い評価だと言えるでしょう。最近の高齢化社会の問題として、医療関係のサービスが不足している事があげられます。医薬の業界も社会的なニーズが高まる中、さらなる拡大を実行していますので、薬剤師の確保は第一優先になっているのです。いい人材を得るための好待遇化はむしろ当然の流れなのです。
年収1000万円の仕事ですから、会社側もかなり大きな要求をします。ですが、それに見合った能力とキャリアをアピールすることはなかなか難しいでしょう。自分が培った薬剤師としての経験を、どのように伝えるか。前職給与からアップさせるためにはどのように交渉すればよいのか。やはり、優良なキャリアコンサルタントに味方についてもらうなどの手筈が必要なのです。実際の交渉では、互いに聞きづらいことも多々出てきます。どちらも遠慮がちになってしまえば、十分な話し合いができません。聞きづらいことはすべてキャリアコンサルタントに聞いてもらうと良いのです。転職前にすべて条件をクリアにしておくことが転職成功の秘訣とも言えるのですから。まずは薬剤師の転職支援サイトに登録して情報収集をすべきでしょう。そして希望の条件をコンサルタントに伝えれば、良い求人を探してくれます。登録から転職終了までを親身に対応してくれるのですから、薬剤師専門の求人サイトなら安心して任せられるのです。